昨今、日本では1年に結婚するカップル数の約3分の1が離婚をしているといわれています。
単純に計算をすると、約42秒に1組のカップルが結婚をして、約2分に1組が離婚をしている計算になります。
但し、離婚とは法律にのっとり行われるものですが、離婚にまで至らなくても別居などを含めると、男女の離別件数は更に膨れ上がることになります。
そして、離婚をするカップルの6割以上が、子連れ離婚となります。
子どもを連れて母子家庭となった女性は、大抵の場合、経済的にも苦しくなってしまいます。
一方、男性側では、子どもとの別れによって心の整理に時間を要することになります。
このように離婚をした男女が、お互いに気持ちをリセットして、それぞれに抱える問題を解消する為に、再婚を決意する人が多くなります。
実際に、1年間で結婚をする人の約2割が再婚カップルといわれています。
従って、離婚をした人の約6割は再婚をする計算にもなります。
但し、実際には再々婚の人も含まれるなど、データーとしては正確性を欠きます。
これが結婚相談所の利用者であれば、更に再婚者の利用者が増える傾向にあります。
一般に、結婚相談所に登録されているデーターでは、男女供に初婚が約6割に対して、再婚が約4割にもなります。
特に、年齢層が高くなる程、再婚者の比率は高くなり、再婚者ほど出会い系サイトといった不安定な手段よりも、確実性の高い結婚相談所の門を叩く人が増えることになります。
結婚を挙げる人のおよそ2割が再婚者を占めるなど、再婚が増加傾向にあります。
再婚者は、離婚の経験を踏まえているからこそ、次の結婚こそは失敗をしたくないといった気持ちが強くなります。
その為に、相手に対する思いやり強くなりがちで、それが相手の重荷となって失敗をするケースもあります。
また再婚者が特に注意することは、離婚時の清算をきちんと終えておくことです。
慰謝料や子どもの養育費など、離婚時には金銭面のトラブルも多く、こうした問題を次に引きずらないようにしなければなりません。
因みに、女性の場合は、離婚後9ヶ月間は再婚が出来ない法律があることから、離婚協議中での婚活などは後々のトラブルになりかねません。
また、子連れ離婚の場合には、金銭面だけでなく、子ども親権問題も発生を致します。
当然、子連れでの再婚を検討するのであれば、新しいパートナーと子どもとの関係も問題となります。
子どもの年齢にもよりますが、子どもにとっても親の再婚は、精神的なストレスが大きく圧し掛かることを、きちんと理解しておかなければなりません。
男性側の再婚の場合も、別れた前妻との関係はきちんと整理しておかなければなりません。
特に男性は、別れた妻よりも先に再婚をして相手を見返したいと、競争心を燃やす人が多くなりがちです。
しかし、再婚への焦りは絶対に良い結果を生みません。
こうした離婚に纏わる清算で問題を引きずっている場合には、結婚アドバーザーに相談を持ち掛けて、適切なアドバイスを受け取る姿勢が大切となります。
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